グレーゾーンの撤廃を含む新しい貸金業法は、利用者にとってはメリットが多いように感じますが、同時に懸念される点もあります。
そのひとつが与信審査で、貸し出し金利が低くなるということは貸金業者の立場からものを見れば、貸し倒れのリスクがあがるということです。そのため融資を実行する際に、与信審査を厳しくして、返済の可能性が高い客を選んで貸し出す必要が出てきます。
今までのように気軽に利用できなくなる怖れがあるのです。ある程度のリスクをとり、利用対象を広くサポートするのが貸金業者のの大きな特徴のひとつですが、与信審査が厳しくなることで、その役割が薄れてしまうことが危惧されています。
上手に運用すれば大きな利益が期待できる外国為替証拠金取引ですが、その分リスクも伴います。また、元本を保証するものではありません。リスクを回避し、損失を拡大させないために、FXにつきもののリスクを正しく理解しておきましょう。
投資で長期的に利益を出し続けるためには、リスクに対するリターンを考えていく必要があります。
どれくらいの期待値をリターンとして見込んで、キャッシュフローを考えていくかということが大切です。
簡単にいえば、スワップ金利を狙って少ない利回りでも確実に利益を拾っていくのか、もしくは、ある程度のリスクを考えてもレバレッジを掛けて為替差益で大きなリターンを狙ってみるかというようなこと。
当然、目標とする利回りによって、取るべき手法は変わってきます。
順張りと逆張りといわれる手法があるように、トレンドと取引位置関係によっても、取引の仕方は変化します。
まずは、どのくらいのリターンを望むのか、整理してみましょう。
そしてどの程度リスクを許容できるのかを考えていくことが大切です。
取引対象通貨の価値が下がれば、為替差損による損失金が発生します。 しかし、投資の判断基準となる情報やデータを慎重に分析することで、ある程度の予測を立てることが可能です。
外国為替証拠金取引ではレバレッジを使って証拠金の倍以上の金額を運用することができます。 損失を出してしまった場合には、預けた証拠金のみならず証拠金以上の金額を支払う必要がでてくる可能性もあります。 ただしロスカットなど、柔軟なリスク管理によって大きな損失を回避することが可能です。
安全性の高い、信頼できる取引会社を選ぶことで回避できるリスクと言えますが、取引する金融会社などが万が一経営破たんしてしまった場合、預託している証拠金や利益が保全されない場合があります。
金利の低い通貨で金利の高い通貨を買い、決済を持ち越す場合にはスワップポイント(利益)を受け取ることができますが、2通貨間の相場が不利に逆転した場合、または金利の高い通貨を売ったときには支払い(損失)が発生します。 スワップポイントの変動リスクを回避するには、日々変動するスワップポイントのレートを、定期的に確認することが大切です。
取引量が少ない通貨についてはレートの提示が困難になったり、市場状況によって取引ができなくなる可能性があります。 リスクを回避するためには、メジャー通貨(米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドルなど)の取引を行うか、サポート体制の整った信用できる取引会社を選びましょう。
取引対象通貨国における政変や金融政策、為替管理政策の変更、紛争、天変地異などの特殊な状況下で、予定していた注文の締結に支障をきたすリスクがあります。
パソコンが壊れたり、インターネットに接続できなかったり、あるいは業者のシステムサーバがダウンしたりと自分のパソコンから取引ができなくなるリスクをシステムリスクといいます。
近年、インターネットで常時接続できる環境が整備されたおかげで、窓口で取引するよりも低手数料かつ手軽に取引できるようになりました。
しかしその環境がいつも保たれる保証はないということです。
この被害を最小限にするためには、電話取引のできる業者を選ぶことや使用するシステムの異なる複数の業者に分散することなどが考えられます。
また注文と同時に逆指値を入れることもリスクを限定する効果があります。