グレーゾーンの撤廃を含む新しい貸金業法は、利用者にとってはメリットが多いように感じますが、同時に懸念される点もあります。
そのひとつが与信審査で、貸し出し金利が低くなるということは貸金業者の立場からものを見れば、貸し倒れのリスクがあがるということです。そのため融資を実行する際に、与信審査を厳しくして、返済の可能性が高い客を選んで貸し出す必要が出てきます。
今までのように気軽に利用できなくなる怖れがあるのです。ある程度のリスクをとり、利用対象を広くサポートするのが貸金業者のの大きな特徴のひとつですが、与信審査が厳しくなることで、その役割が薄れてしまうことが危惧されています。
外国為替証拠金取引の大きな特徴のひとつがスワップ金利。通貨を上手に運用すれば、スワップ金利は大きな収益源になります。 取引開始にあたり、スワップポイントの定義と仕組みを理解しておきましょう。
FXの手法は、トレード派とスワップ派という2つに分けることが可能です。
前者は、株のデイトレードのように、数分〜数時間(時には数日)という短期のトレードを行って為替差益を狙うやり方。
後者は、金利差によるスワップ金利を積み重ねて、大きな利益にするのを狙うやり方です。
初心者は、後者のスワップ金利を狙う方法が最近のトレンドであります。例えば、10万円の証拠金を預け、110円で1万米ドルを買ったとします。 米ドルを買った場合の1日のスワップポイントが1ドルあたり0.012円だったとします。1万米ドル保有しているので、1日あたり120円のスワップ金利を受け取ることができるのです。 もちろん、10万米ドルならば1日あたり1200円を受け取ることができ、これは土日もカウントされるので、長く所有すればするほどスワップポイントが貯まっていく仕組みになります。
ただし、セミナーや書籍、個人のブログなどできちんと学習を積んだ上で開始される事をお薦めします。 最近では、会員向けの学習ツールやセミナーを設けているFX扱い業者も見受けられるので、そういったFX扱い業者を賢く活用するのもポイントのひとつです。
スワップポイントとは、取引する通貨の売買によって生じる2通貨間の金利差調整分のことです。
外国為替証拠金取引の場合は、新規注文を出し、入手したポジションをロールオーバー(未決済のまま持ち越すこと)したときにスワップ・ポイントは発生し、調整された金利の差額を受け取る、または支払う仕組みになっています。
スワップポイントの清算は1日に1度行われ、受け払いはその都度預託証拠金に振り替えられます。つまり、持ち越した日数だけ累積されることになるのです。
次は実際に、スワップポイントが発生する例をみていきましょう。
通貨ペア |
通貨単位 |
買い |
売り |
米ドル/日本円 |
10,000 |
+150 |
-155 |
上記の表は、FX取引会社の1日あたりのスワップ金利を例としてあげたものです。
このタイミングで10,000単位のドルを買って日本円を売ると、1日あたり150円のスワップ金利を受け取ることができます。
スワップポイントが変わらないと仮定して計算した場合を見てみると…
1ヵ月後 |
+150円×30日=+4,500円の利益 |
1年後 |
+150円×365日=+54,750円の利益 |
つまり、高金利の通貨を買い決済を持ち越せば、その金利差を受け取り続けることができるのです。
逆に、このタイミングで米ドルを売り日本円を買った場合は、1日に-155円のスワップ金利を支払うことになります。
1ヵ月後 |
-155円×30日=-4,650円の損失 |
1年後 |
-155円×365日=-56,575円の損失 |
決済するまで日本円と米ドルの金利差を支払い続けなくてはなりませんので、注意が必要です。
スワップ金利はFX取引会社によって異なります。 また、日々変動しますので、2通貨間の相場動向を見ながら持ち越し、または決済するのが運用のポイントになります。
スワップポイントよりも、為替差益の方が利益率が大きいので、積極的にトレードをすれば大きな利益が手に入るのでは?と思ってしまうでしょう。 しかし、毎日チャートを分析し、パソコンに張り付いて値動きを監視するのは、なかなか出来るものではありません。 予想した動きと逆の展開になってしまうと、大きな損失が出てしまう場合もあります。
それに比べて、スワップ金利は毎日確実にプラスされていきます。 日々神経をすり減らしてトレードするよりも、ほったらかしでスワップが貯まっていく方が、精神的に大きな安心感があるのは言うまでもないですね。
スワップ狙いの手法では、日々変化している為替の値動きを大きな視点でとらえるようにし、スワップ金利で確定できる利益と、為替差益を把握しながら運用するようにしましょう。